五月人形の飾り方を解説!置く場所や各飾りの名称まとめ

毎年、5月5日の端午の節句をお祝いするために飾る五月人形。しかし、1年に1度のお祝いだと「毎年飾り方を忘れてしまう……」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に、初めて端午の節句を迎える場合、それぞれの飾りの名前も把握してしっかり飾りたいですよね。この記事では、五月人形の飾り方やおすすめの置き場所、各飾りの名称などを具体的にご紹介します。

 

五月人形を置く場所は「床の間」「リビング」がおすすめ!

五月人形を飾る前に気になるのが、人形を置く場所です。特に大きな三段飾りの場合、ある程度スペースも必要なので、飾れる場所は限られてきます。五月人形に込められた「男の子を厄災から守り、健やかな成長を願う」という意味も踏まえると、スペースも広く和室の象徴として格式高い「床の間」がおすすめです。

また、「お子さんの健やかな成長を願う」という意味では、「子どもの成長が見守ってもらえる場所」として、家族の集まりやすい「リビング」もよいでしょう。方角については特に決まりはないので、床の間がないご家庭はリビングに、飾りがよく見える向きで飾るのがおすすめです。

また、五月人形は高い湿度や直射日光によって劣化が早まることがあるため、湿度が低く直射日光が当たらない場所に飾るとよいでしょう。

「三段飾りも素敵だけど、飾る場所がない……」という方は、ふらここの五月人形がおすすめです。コンパクトで飾り付けや収納も簡単なので、マンションなどにお住まいの方もスペースを気にせず飾れます。

 

五月人形・鎧飾り(三段飾り)の各飾り名称まとめ

五月人形には「鎧飾り」「兜飾り」「大将飾り」などいくつかの種類がありますが、今回はその中でも、鎧一式が飾りになった「鎧飾り」の三段飾りについて、各飾りの名称をご紹介します。

【1段目】

・五月人形…「病気や厄災から全身を守る」という意味や、「今年一年無事で成長できたことへの感謝」を表すため、鎧一式を飾ります。
・弓・太刀…いずれも「妖魔を退ける力」があるとされ、魔除けの意味があります。戦いの道具であることから、使わずに済むよう逆の位置(正面向かって弓が左、太刀が右)に飾ります。
・屏風(びょうぶ)…もとは風よけや仕切りでしたが、鎧が反射して美しく見えることや、風神雷神や竜などの絵柄が縁起が良いことから飾られます。

【2段目】

・軍扇陣笠(ぐんせんじんがさ)…戦には欠かせない「扇・太鼓・陣笠(じんがさ)」の総称で、「指揮を取り、軍を動かす」という意味があります。
・鯉のぼり…立身出世の象徴である鯉をかたどったのぼりで、「立派に成長するように」という意味が込められています。
・吹き流し…中国の「五行説」が由来となっている5色ののぼりで、魔除けや「健やかに成長してほしい」という意味が込められています。

【3段目】

・三台揃い(さんだいぞろい)…お供え物をかたどった「菖蒲(しょうぶ)・柏餅・ちまき」の総称で、「勝負」「尚武」と音が似ていること、子孫繁栄を表すこと、忠誠心の高さを表すことから飾られています。

注:並べ方は一例です。

 

少しずつやれば意外と簡単!鎧飾りの飾り方

鎧飾りを飾る際には、大まかに「下半身→胴体→顔→足」の順番で飾ります。ここでは、鎧飾りの飾り方を具体的にご紹介します。

1:櫃(ひつ)に佩楯(はいたて)・芯木(しんぎ)をセットし、鎧を着せる
鎧を座らせる櫃に、まず佩楯をセットします。佩楯の帯の両端を、櫃の中に入れてふたで挟んで固定します。この後ふたに鎧が乘るため、あとで調整できなくなるのでここでバランスを整えておきましょう。次にふたの上(少し手前)に芯木を置き、鎧の本体を着せます。鎧のバランスもここで整えておきます。

2:芯木の上部から面頬(めんぽお)をつるす
芯木の上部には溝やでっぱりがあるので、そこに面頬のひもをかけてつるします。この時、兜の眉庇(まびさし…つば部分)と少し重なるよう、ひもの長さを調整すると美しく見えます。

3:飾りを兜に差し込み、芯木の上にかぶせる
鍬形(くわがた)、竜頭(りゅうず)を兜に差し込み、芯木の上にかぶせて形を整えます。鍬形は2本の角が内側にカーブするように差し、左右を間違えないよう気をつけましょう。近年、竜頭はない兜が主流となっていますが、ある場合は兜に差し込みます。

4:両足を作り、櫃の前に並べる
毛履(けぐつ)に脛当(すねあて)を差し込んで、櫃の前に並べます。左右を間違えないよう注意しながら、バランスに気をつけつつ調整します。

5:全体のバランスを整える
鎧飾りを全体的に見直して、バランスよく整えます。左右に傾いていないか、正面を向いているか、お腹は出ていないかなど、微調整を繰り返しつつ整ったら完成です。

【ケース飾りの場合】

ケース飾りとは、五月人形にもともと付属のケースが付いている場合や、別売りのケースを買って、その中に五月人形を飾る方法のことです。もともと飾り付けされていたり、ほこりが溜まりにくかったりと、取り扱いが楽というメリットがあります。しかし、ケースが割れる可能性があるので注意が必要です。

ケース飾りの場合は一年中飾っていても問題ないので、気に入った五月人形をずっと飾っておきたい方や、飾り付けや片付けの手間を省きたいという方におすすめです。

 

省スペースで五月人形を飾りたいなら、ふらここの手作り人形が◎

五月人形は、男の子の健やかな成長を願う意味からも床の間やリビングに飾るのがおすすめです。鎧飾りの三段飾りをお持ちの場合は、各部分の名称を確認しつつ正しく飾り付けをして、お子さんの成長を祝いましょう。三段飾りを飾るスペースがない方や、飾り付けの手間を省きたいという方には、ふらここの五月人形がおすすめです。ふらここの五月人形はコンパクトでちょっとした空きスペースに飾れるうえ、手作りで品質も高く、一年中飾っている方もいらっしゃいます。気になった方は、ぜひふらここのHPをご覧ください!